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酒を「デザイン」する。「桜咲け!」を創るプロジェクト

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<運営からのお知らせ>
本プロジェクトでは支援終了期日まで、 銀行振込での支援を受け付けさせていただくこととなりました。 銀行振込をご希望される方は、「桜咲け!プロジェクト銀行振込での支援希 望」の件名で、下記アドレスまでメールにてご連絡ください。 担当者より、折り返し手順についてご案内させていただきます。

※ご連絡の際には、パソコンのメールアドレスより御連絡下さいませ。
[email protected] (こちらのメールアドレスをクリックいただけると、 メーラーが立ち上がります) 

SAKEをデザインする、とは?

身近な衣食住(ライフスタイル)には多くのデザインが存在します。例えばファッションにおいては、デザイナーは顧客ニーズと対話しながら、創造・設計します。そして、その設計を職人(ファクトリー)がプロダクトとして落とし込みます。つまり、プロの「デザイナー」と、プロの「職人(ファクトリー)」がチームで良いモノづくりをしています。

しかし、これまでのお酒の業界では、ファクトリーである蔵元の想いが先行し、顧客ニーズより先にプロダクトがあることが多かったのではないでしょうか。例えば日本酒のアルコール度数は16~17度帯のものが多いですが、これは誰が決めたのでしょう?アルコール度数は5度でも10度でも15度でも良いはずです。

そこで私たちは日本酒の世界に、デザインという概念を持ち込みました。デザインとは勿論、表面的なパッケージデザインのことだけではありません。度数、コンセプト、香り、飲み方のシーン、そしてパッケージなど。これらを飲み手に近い人間が考える。それが私たちの大切にするデザインです。日本酒が国際的に認知され、国際酒「SAKE」として成長している今、私たちはSAKEをデザインして世の中に送り届けたい!そんな気持ちから、今回のプロジェクトを立ち上げることにしました。

 

SAKEを創り上げるチーム

今回はデザイン及びブリュー(醸造)に、多様なバックグラウンドのプロフェッショナルを集めました。

SAKEデザイン

ミライシュハン株式会社CEOの山本が担当します。

山本は昨年まで日本酒業界の外にいた「消費者」の1人でしたが、その消費者の感覚を大切にしながらSAKEをもっと多くの人に知って頂きたいと考えてきました。その活動の一環で、先日東京・六本木ヒルズで「日本酒をカッコ良く」というテーマでKURA FES Nightというイベントを開催し、その際多くのお客様から「日本酒はこうすればもっと良くなるのに」というフィードバックや想いを頂きました。

 

大盛況だったKURA FES Night 

今回はこれらお客様のニーズを実現できるようなデザインに挑戦します。

プロダクトデザイン

SAKEの世界観を伝える上で最も大事な要素の一つであるビジュアルプレゼンテーション。その世界観を表現するプロダクトデザインは、日本人として初めてフランスの代表的メゾンJean Paul Gaultierでヘッドデザイナーまで上り詰め、その後現在に至るまで日本のファッション界に衝撃を与え続けるファッションデザイナー中島篤さん(Atsushi Nakashimaクリエイティブディレクター)が担当します。

中島篤さんにより、SAKEのパッケージデザインをグローバルな他の酒類に勝るとも劣らない素晴らしいものにして頂きます。

Atsushi Nakashima 2015春夏コレクション

 

ブリュー(醸造)

近年注目される「能登杜氏」における四天王の一人に数えられる名杜氏・山岸治氏が担当します。山岸氏は40年以上にわたり酒造りを行い、常に「米の旨みがしっかりしつつ後口のキレを追求する」酒造りを大切にしてきました。

以上3者により、消費者ニーズを重視した「デザイン×名杜氏の技術」で最高のSAKEを創り出します!!

 
 

従来の日本酒のイメージを覆す

 

私たちは、本プロジェクトを立ち上げるにあたり、ワインを愛好する多くの女性の意見をヒアリングしました。そこで出た主な意見は以下のようなものでした。

 ● アルコール度数が高い
  (日本酒はアルコール度数が高いので酔いやすいイメージ、翌日が気になる、など)
 
 ● 飲み方のシーンが分かりづらい
  (食前酒?食中酒?食後酒?なのかが分かりづらい、和食とは相性が良さそうだが、
   その他食事とはどう合わせるのか、など)
 
 ● 香りが楽しみづらそう
  (ワインの場合、グラスで香りが開くのが楽しみの一つだが、
   日本酒はお猪口のイメージなので、それがしづらそう、など)
 

これらのハードルを取り払い、以下のような仕様で酒造りを行っていきます。

使用シーン    食前酒
  香り高さを重視した酒造りをしており、その香りを十分に楽しんで頂けるように、
  食前酒としてのご利用をイメージしています。
 
推奨スタイル   ワイングラスでのご提供
  香りの広がりを楽しんで頂くため、直径のやや大きいタイプのワイングラスでの提供に
  合うような酒を造ります。
 
アルコール度数  13.9度
  ワインを飲みなれている方に手に取って頂きやすい、
  しかしSAKEらしさを失わない度数を設定しました。
 
使用酵母     1801号酵母
  香りの華やかな酵母を使用します。
 
使用米      兵庫県産山田錦
  心白が大きく、華やかな吟醸香が特徴の日本を代表する酒造好適米
 「山田錦」を使用致します。
 
精米歩合     40%(純米大吟醸)
  雑味を取りのぞき、柔らかな味わいを求めて精米歩合を40%と致しました。
 
人々がSAKEを飲むシーンをイメージしました

 

ブランド名「桜咲け!(Sakurasake)」

 

この新しいSAKEを世界に送り出すにあたり、SAKEの特徴を表しながらグローバルでも通用するネーミングを与えたいと思うようになりました。そこで考えたのが「桜咲け!(Sakurasake)」というブランド名です。

桜は日本を象徴する花の一つですが、美しくも儚いものです。親木がその花を育む時間の長さに対して、花の盛りは僅かに数日間です。それでも桜の見せる一瞬の美に多くの日本人が心を奪われ、またその見事な散り姿ゆえに桜は古来より愛されてきました。

この桜の一生は、私たちの創る酒の一生とも似ています。

酒の原料の酒米は晩春に田植えが行われ、夏の日差しを受けて育った稲が秋に収穫されます。その米を純白になるまで磨き上げたのち、冬に蔵人が想いを持って酒を仕込み、初春まさに桜の咲く少し手前の時期に酒は完成します。そしてでき上がったSAKEは人々の舌で華やかに舞い、一瞬でその役目を終えます。

桜のようにグローバルに愛されるSAKEにしたい、また桜が咲いている時期だけでなく翌年の桜が咲くまでの時期(夏・秋・冬)も楽しんで頂きたい、という意味を込めて名前を「桜」ではなく「桜咲け!」にしました。

是非、一緒に桜咲け!を創り上げ、完成した桜咲け!を皆さまに味わって頂きたいと思っています。
 

どうぞご支援・ご協力の程、宜しくお願い致します!

 

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